102.第102章(2 / 2)

我曾想死是因為,生日那天杏花開放

その木漏れ日でうたた寢したら蟲の死骸と土になれるかな

若是在那灑下的陽光里打盹,能否化為蟲之死骸和土壤呢

薄荷飴漁港の燈台錆びたアーチ橋舍てた自転車

薄荷糖,漁港燈塔,生銹的拱橋,廢棄的自行車

木造の駅のストーブの前でどこにも旅立てない心

木造車站的暖爐前,無法啟程到任何地方的心

今日はまるで昨日みたいだ明日を変えるなら今日を変えなきゃ

今日仿若昨日,想要改變明天只能改變今天

分かってる分かってるけれど

我知道,我知道,但是啊

仆が死のうと思ったのは心が空っぽになったから

我曾想死是因為心中了無牽掛

満たされないと泣いているのはきっと満たされたいと願うから

感到空虛而哭泣。一定是因為想要填滿自己

仆が死のうと思ったのは靴紐が解けたから

我曾想死是因為,鞋帶松開了

結びなおすのは苦手なんだよ人との繋がりもまた然り

不擅長重新系起,與人的牽絆亦是如此

仆が死のうと思ったのは少年が仆を見つめていたから

我曾想死是因為,少年凝視著我

ベッドの上で土下座してるよあの日の仆にごめんなさいと

在床上下跪,向那天的我說抱歉

パソコンの薄明かり上階の部屋の生活音

屏幕的微光,樓上的聲響

インターフォンのチャイムの音耳を塞ぐ鳥かごの少年

座機的鈴聲,塞住耳朵,仿佛鳥籠里的少年

見えない敵と戦ってる六畳一間のドンキホーテ

和看不見的敵人在戰斗,在這六榻榻米大的地方戰斗的唐吉可德

ゴールはどうせ丑いものさ

目的終歸丑陋

仆が死のうと思ったのは冷たい人と言われたから

我曾想死是因為,被說成是冷漠的人

愛されたいと泣いているのは人の溫もりを知ってしまったから

想要被愛而哭泣,是因為感受過人的溫暖

仆が死のうと思ったのはあなたが綺麗に笑うから

我曾想死是因為,有你燦爛的笑容

死ぬことばかり考えてしまうのはきっと生きる事に真面目すぎるから

一味想著死的事,一定是因為太過認真地活

仆が死のうと思ったのはまだあなたに出會ってなかったから

我曾想死是因為,還未和你相遇

あなたのような人が生まれた世界を少し好きになったよ

因為有這樣的你在世上,我稍稍喜歡這個世界

あなたのような人が生きてる世界に少し期待するよ

因為有這樣的你在世上,對這個世界我稍稍有了期待